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第4回模試 寸評

11月の統一テストも近づき、そのリハーサルとしての模試が先日終わりました。10月も下旬に差し掛かり、ロジカ生は受験勉強が加速しています。

さて、今回の模試の出題についての雑感を記しておきます。

【国語】

・論説文 池谷祐二「できない脳ほど自信過剰」より

 人口知能の出現/発展が「人間らしさ」を脅かす昨今の事態に、新たな視角を提示する文章。この文章が読みにくいと思ったら、まずは次の2点を、これからの勉強にあたっては注意すべきでしょう。①もっと多くの言葉を知る。②幅広いテーマの文章を読む。今回はやや難しい言葉が用いられ、同時にテーマも身近なようで切り口に独特のものがありました。多様な文章に触れていないと、噛み砕くのはなかなか難しいかもしれません。

・鑑賞文 若松英輔「詩と出会う 詩と生きる」より

 詩や鑑賞文は入試ではそうそう見かけませんが、今回登場しました。抽象的な表現により何を伝えようとしているのか難しいと感じるひとの多い詩ですが、それを理解するためのひとつの考え方をこの文章は伝えようとしています。その内容を汲み取ろうとすると、確かに中学生には難解なところがあるかもしれませんが、こういう時こそ落ち着いて「論理的に」読み進んでいければ何ら難しいことはありません。なお、問題は大変簡単です。


【数学】

 独特な問題、ひねった問題はみられませんでした。このレベルであれば、入試対策として多様な問題を解きつつ、そのポイントをおさえる勉強をたくさん積み重ねてきた人なら、高得点を出すことは全く難しくありません。(あまり石川県の出題傾向に適合していないような気がしますが、これはこれで解答する力は欲しいものです。)

 
 
 

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