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石川県総合模試⑤ 寸評

 今回は、統一テストが終わったばかりの模試となりましたが、手応えはありましたか?

 一つ一つのテストの復習をおろそかにしていると、次のテストでも結果を残すことはできません。二つの試験が終わったいま、すぐ先に期末テストを控えている人が多いかと思いますが、そこでしっかりと得点するためにも、復習を軸に勉強を進めていきましょう。



◯ 国語

・論説 稲垣栄洋「たたかう植物」

 植物成長の特徴を具体例とともに単純明快に述べていることから、読みやすい文章だといえます。が、人によってはこのような自然を相手にした文章を忌避する傾向があり、そういう人は読めるものも読めなくしてしまっているので、どんな話題でもちゃんと読めるよう普段から多様なテーマの文章に触れておきましょう。文章・設問ともにクセはありません。


・物語 恩田陸「蛇行する川のほとり」

 主人公の絵に対する姿勢や打ち込み方が、当の登場人物たちも言葉にできずに終わっているところから、やや読み取りにくかったかもしれません。しかし問題はその機微に触れることなく、至って単純な事柄ばかりを問うているので、読み物としては難しくとも試験としては簡単でした。


◯ 数学

 解きやすい問題が多かったように思いますが、平面図形の⑶(もしかしたら空間の⑶も)は解きにくかったかもしれません。どの図形に注目し、また他の図形と比較していけるかが明暗を分けることになりますので、こういった問題を解くためにはただ解法を覚えるだけでは不十分です。解説を読み、その説明から要点を整理しておきましょう。

 
 
 

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