2019年度第1回統一テスト 寸評
- ロジカ
- 2019年11月15日
- 読了時間: 2分
【国語】
■説明的文章(伊藤真「説得力ある伝え方」より)
用いられる言葉が難しく、読解にあたっての取っ掛かりが掴めなかったのではないでしょうか。「理性」「端的」「双方向」「卑近」といった言葉をちゃんと説明できる中学生は、そう多くありません。むしろかなり少数派です。それらの人々には、簡単な文章と映ったのでしょうが、そうでない人々には極めて難しい文章となりえます。
しかし、筆者はこれでもかと〈例えば〉と発し、わかりやすく説明しようとしています。さらに、いくつもの読解のためのヒントが文章中に散りばめられています。こうしたポイントを意識して読むことができれば、難しい言葉などそこまで大きな壁とはなりません。実際、設問は易しく作られていたので、得点のチャンスがいくつもありました。
いかに分析的な読解の練習を日頃重ねているかで、今回は明暗が分かれたことでしょう。とはいえ、もちろん普段から辞書は引くようにしてくださいね。
■文学的文章(森谷明子「南風吹く」より)
この文章が持つ独特の空虚な雰囲気を理解するには、それなりに豊かな感性が必要となりますが、しかしながらテストで問われた以上はこうした文章にも立ち向かわなければなりません。小説はセリフと地の文を分析するのが定石ですが、この文章も例にもれず、特にこの作品で重要なのは地の文に表れた「航太」の心情でしょう。このお話は「航太」の視点で書かれていることに気づくことができれば、彼の心の動きを軸に物語を理解することができたはずです。
設問に目をやると、やはり「航太」の心情を掴めないと解けない問題が多く出ています。小説には読み方というものがありますので、日頃からそれを意識して読めているかが重要です。ただ読むだけでは練習にもならないので、注意してください。
【数学】
どれも定番の問題ばかりでした。入試対策として数学の代表的な例題を解き進めている人には、簡単な試験だったと思います。思うように取れなかった人、全然できなかった人は黄信号が灯っていると思ってください。すぐに解き直しを行い、まずは今回の問題の解き方をしっかり身につけましょう。
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